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「ミミズのはたらき」中村好男 編著

「ミミズのはたらき」中村好男 編著 創森社(2011)

知っているようで知らない、ミミズのはなし。

ミミズが一日に食べる量は、体重と同じかその1.5倍ほど。

そして消化吸収率は枯葉の場合、全窒素の17%ほどで、この効率の低さがたくさんのフン=「黄金の土」を生み出し土を豊かにしてくれるそうだ。

また、ミミズは有機物や根粒菌を地中深くに持ち込み、土を混ぜ合わせ、地中に孔の道をはりめぐらせる。お陰で水や空気が入りやすくなり、土壌の水はけや水もちが良くなる。

その上この孔の壁はミミズの皮膚の粘液で塗り固めらていて、微生物の繁殖場となる。

ミミズは雌雄同体の生きもの。しかし他の個体と精液を交換しないと受精することができない。

種類によっては、体をちぎって無性的に増えていくものもいるらしい。

畑の草刈りをしていて、鎌でミミズを切って死なせてしまうことがある。その死体もすぐにとけて、また土を肥やす材料となる。

土から生まれ、土を豊かにし、また土の中へ還っていく。

“EARTH”の文字が冠のように、ミミズの頭に乗っかっている、”EARTH worm”の名の通りの生きものだと思う。

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