花の日 くもり 24℃/15℃

サフランを20球、植え付けた。
2台のプランターに5球ずつ、大きな丸鉢に6球、2つの小さな鉢に1球ずつ、残りの2球は地植えに。
今年中には花が咲いて、めしべを収穫できるようだ。
購入するとけっこうお高いサフランなので、球根を増やして思う存分サフランライスを食べるのだ。
今年の冬に、「サフラン・キッチン」という本を読んだ。
著者のヤスミン・クラウザーは、イラン人の母とイギリス人の父をもっている。
「サフラン・キッチン」も、イランとイギリスの二つの国を舞台にした母娘の物語。
サフランが日常的に使われる、異国の空気。
土けむりの向こうに、チャドルを巻いた女がひとり立っている。
「毎年春になると、外の中庭にクロッカスが生えるでしょ。土のなかから生えてきます。何もないところから緑の芽がね。ある日、夜のような紫の花が咲きます。わたしたちが子供だった頃の夜のような。花びらの内側には、血の色をしたサフランが育ちます。そして枯れてしまう。地面はまた土に戻って、そこでニワトリがフンをします。物事はそういうものなの。サフラン、フン、サフラン、フン」
ヤスミン・クラウザー「サフラン・キッチン」p120 小竹由美子訳 新潮クレストブックス



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