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今年もにんにくの旅終わる

降り続いた雨がやっと上がった今日、もうすっかり枯れ込んでいたにんにくを、一気に収穫する。
昨日は大雨、土砂災害と洪水の注意報がでるほどの。あのまま土日に渡って降り続いていたらと思うとおそろしい。

畑のそばには川が流れていて、台風の大雨で今までに何度か畑も水につかっている。
最後の洪水はちょうど十年前で、急に亡くなった祖父の葬儀が終わった次の日の夜のことだった。祖父が丹精していた畑は水につかり、里芋以外の野菜はほぼダメになった。
それが7月の下旬、祖父の畑を自然農に切り替えて受け継いだのが10月。わたしが最初に植えたのが、にんにく、たまねぎと白菜だった。
それから10年、毎年自家採種で育ててきたにんにくは、百姓一年生の頃から一緒の、畑で一番の友人なのだ。

いつもはもう少し葉の緑色が残っているうちに収穫していたので、今年は遅いのではないかと気をもんでいた。とり遅れると外の皮がほぐれて、中のにんにくがむきだしになって土に触れてしまい、腐りやすくなる。
「ドキドキしながら引っこ抜いてみたら、意外とちょうどいい頃合いだった」という願望夢のような夢までみてしまった。

さっそく端からどんどん抜きたてていくと、これが案外ちょうどいい具合でホッとする。
それよりも、大きな玉が多いのに驚いた。これはまちがいなく、この10年でいちばんの収穫だ。

去年の5月、まだにんにくが成長途中の畝に二条、早生枝豆を蒔いた。
にんにくは連作しているので、収穫を終えて次の植え付けをする9月までの間に何か育つものはないかと。
マメ科の根粒菌のおかげで、育ちが良くなったのかもしれない。


にんにく、9ヶ月の旅の記録